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岩渕 :本日のテーマは「スワップ投資」です。
岩渕 :スワップ投資とは何か。何を意味し、その言葉から連想するものは
岩渕 :皆さんの意見を聞きながら、整理できればと思っています。
岩渕 :それではだいさんからお願いします。
だい :はい。
だい :ここ数年、FXの口座数が非常に増えています
だい :その理由の根底にあるのが、日本円やアメリカドルなどの各通貨の金利差を狙ったスワップ投資だと僕は思っています。
だい :ポジションを持っているだけで金利差が収入になるスワップ投資
だい :1年、2年前は円とドルの金利差が大きかったのも
だい :いいタイミングだったのかもしれません
だい :でも、最近になって円高がもの凄いスピードで進んでいますが
だい :もしスワップに着目してポジションをもっていたら、かなり損をしている状態になっているはずです。
だい :スワップ投資に反応して口座を開く方は
だい :主婦の方が多いと聞いています。
だい :もちろん、たくさん勉強してばっちりリスクをわかった上で投資をしている人もいらっしゃると思いますが
だい :大半の人はそこまで勉強していないと思うんですよね。
だい :ここ数ヶ月の円高だけでなくても、去年も基本的に円高傾向ではありましたから
だい :FXでスワップ投資をしている人って、いま大変なことになっている人が多いんじゃないかなと思っているんですね。
だい :それで今日はスワップに着目して対談をしようと思ってテーマに上げました。
だい :結論として僕のなかではスワップに着目してポジションをもつのであれば
だい :金利差が開く最初の段階でポジションをもつべきであり、金利がどう動いているのかなど詳しく勉強するまでは
だい :やるもんじゃないと思っています。けっこう難しい投資法なんじゃないかと。
だい :そのあたり皆さんがどう思っているのか聞いてみたかったってのもありますね。
岩渕 :なるほど、だいさんの言いたい事は分かりました。
岩渕 :まず本件は、日本円と米ドルの金利差を利用したトレードを対象としていること。
岩渕 :金利の高い通貨を持ち、安い通貨を手放す。
岩渕 :金利の安い日本円の急激な円高により、日本円を手放し、ドルを購入している人は損をしている。
岩渕 :FXの様に高いレバレッジを効かせている場合の被害は大きい
岩渕 :金利差に着目するだけでなく、本来の通貨価値の動きを見据えなければ投資は難しい。
岩渕 :このような解釈で合ってますか?
だい :はい。そのとおりです。スワップ投資でもレバレッジを高くしてやっている人は多いと思いますからね
だい :金利差より為替差益で大きくやられていると思います
岩渕 :「金利差が開く最初の段階で」とありますが、金利差ではない気がしますが。
岩渕 :為替ですよね
だい :いや金利差ですね。僕もそこまで詳しくない状態で喋ってますが金利一回上昇傾向になるとしばらくそれが続きますから通貨間の金利差が大きくなる瞬間があると思うんです。
だい :これから「円とドル」とか「円とユーロ」の金利差がかなり大きくなる。なんて予想をつけて
だい :ポジションを持つってことですね。スワップするなら
だい :って思ってますが、それ(金利の動向)をわかるのって相当難しいですよね。
だい :上手く説明できなくてすみません。
岩渕 :分かりました。金利の動きの拡大・縮小の初動でポジションを持つという事なのですね。
だい :はい。そうです。もちろんそれが正しい選択だと決まっているわけじゃないですが。
岩渕 :為替の動きこそ注目すべき事項だと思いますので
岩渕 :他の皆さんに細くして貰いましょう(笑)
岩渕 :それでは、申し訳ありませんが朱雨さんお願いします。
朱雨 :基本的には、スワップ狙いではなく、相場はトレンドに逆らわない方
朱雨 :が無難と考えています。
朱雨 :今の急激な円高傾向はまさにそれを物語っています。
朱雨 :私はスワップ投資とは、2国間の通貨の金利差を利用し、高金利の
朱雨 :通貨を買い持ちしてある程度の期間、ほっておく投資のことだ
朱雨 :と理解しています。
朱雨 :トレンドに逆らわない方が良いという理由2つ述べます。
朱雨 :まず1つ目。例えば、豪ドルは、先月、2月。高値1ドル=100円から今月3月のわずか1か月足らずで90円割れまで急落しました
朱雨 :オーストラリアは高金利で、現在豪ドル/円は、スワップが約1日1.7pipsくらいつくはずですが、10円の円高ということは1000pips。
朱雨 :つまり、スワップだけで元金回復させるには590日くらいかかる
朱雨 :ことになります。しかも、10円の円高が底とは限らない。
朱雨 :理由2つ目。金利差が今後も開いたままだとは限らない
朱雨 :例えば、米ドル/円。アメリカの急速な利下げによりスワップ
朱雨 :がもらえる金額は急激に目減りしています。
朱雨 :これに円高が加われば、元金回復はさらに日数がかかることになるでしょう。
朱雨 :ただ、「基本的に」と言ったのは、やはり、スワップの優位性は
朱雨 :否定できないからです
朱雨 :オーストラリアドル/円の例でみると、相場が動かず、金利差が変わ
朱雨 :らないという、何もなければ1年で、600pipsものスワップが
朱雨 :つく(1年で6円もの円高に耐えられる)わけです。これはかなり
朱雨 :大きいです
朱雨 :今回みたいな急速な円高ではダメですが、ゆったり横ばい相場や
朱雨 :少しの円高では威力を発揮します。
朱雨 :ですから、損切りを考えないなら、レバレッジ1倍の外貨預金や
朱雨 :FXでも低レバレッジで取引するのならスワップ投資も良いので
朱雨 :はないでしょうか。もちろん金利差逆転には気をつけながら。
朱雨 :あまりレバレッジを上げすぎますとすぐにロスカットにかかってしまいます
岩渕 :わかり易い説明ありがとうございました。
岩渕 :現在は円高ドル安のトレンドですが、ここまで急激に動くと今が参入のチャンスとも受け取れますが
岩渕 :その辺はどうですか
朱雨 :相場は波を打つので、ずっとこのまま円高ということはないと思います
朱雨 :おっしゃるとおりいったん戻すと思います。ただ、このまま円安で突っ切るかといえば、それはわかりません。
岩渕 :ありがとうございました。
岩渕 :それでは錬金術師さんお願いします。
錬金術師 :はい
錬金術師 :そもそも金利に差が生じるのは何故でしょうか?
錬金術師 :それは一口に言えば、信用力の差です
錬金術師 :インフレによって物価が上昇すれば為替は安くなり
錬金術師 :デフレによって物価が下落すれば逆に為替は高くなります
錬金術師 :つまり、名目的に金利の低い通貨は上昇しやすいのです。
錬金術師 :そして為替の金利差が生じるのはその通貨のパワーバランスにより
錬金術師 :発生します。
錬金術師 :その通貨の上昇度、下落度が金利差となって表れます。
錬金術師 :だから日本とアメリカの通貨の金利差が2.5%/年 とするならば
錬金術師 :ドルは円に比べ、1年間で2.5%下落するという事を表します。
錬金術師 :だからドルで持っていても円で持っていても、トータル的な価値は変化しません
錬金術師 :しかし ここにスワップ金利というものが発現すると
錬金術師 :為替をする人はこの金利につられてロングのポジションを取る傾向が強くなります。
錬金術師 :僕自身もそうでしたが、誰だって自分の資金が毎日減っていくのは面白くありません。
錬金術師 :ここ数年、景気が回復し余った資金で円売りし
錬金術師 :異常な円安が続いたのはこのためと考えています。
錬金術師 :しかし、現在のアメリカは想像以上に状況が悪いです。
錬金術師 :米政府も金利差を縮小してドル安回避に動いていますが
錬金術師 :それでも大勢は変化してないように見受けられます。
錬金術師 :なので、ここはスワップ金利に惑わされずに
錬金術師 :ドルが回復してきたら頭を叩くやり方のほうがいいのではと思います。
錬金術師 :以上です。
岩渕 :ありがとうございました。
岩渕 :金利の動きではなく、為替の動きですか?
錬金術師 :はい その通貨がもつ購買力平価の観点で話をしてみました。
岩渕 :それでは宗太郎さんに纏めてもらいましょう。宗太郎さんお願いします。
宗太郎 :はい
宗太郎 :ただ、みなさんの意見でだいぶ勉強になった感じはしますけど(笑)。
宗太郎 :今回のテーマである「スワップ投資」なんですが、
宗太郎 :私がそのテーマを今日聞いたときには、意味が少しわからなくてテーマ発案者のMDに意味を聞いたくらいだったんですが、
宗太郎 :やぱり金利を狙って投資をするっていうのは、短期売買をするイメージってないと思うんですよね。
宗太郎 :長期で保有をして、金利差を狙う。これが一番シンプルなのですが、
宗太郎 :どうしても今回のようなドルであれば、短期間で12.88円もの円高をくらってしまうと、為替リスクに目が行くようになります。
宗太郎 :でも、レバレッジのきいたFXではどうかわかりませんが、
宗太郎 :本来であれば、この円高局面をさらにナンピンしていって、買い値平均を下げて、さらに長期で持つっていうのが、「スワップ投資」で気をつけるべきことで、
宗太郎 :「手放さない」つまり「投げない」っていうのは鉄則であるような気がするんですよね。
宗太郎 :ただ、僕らはそういう風には考えないですよ?(笑)
宗太郎 :私や錬金術師さん、あと朱雨さんやだいさんも、極端な円高になる為替リスクがある場面ではそれなりの行動をするでしょうし、
宗太郎 :為替変動リスクがまず頭にあって投資をするから、円高になるならポジションは切るっていう投資行動にでると思うんですよね。
宗太郎 :だから、そもそも「スワップ投資」を狙ってやる主婦の方たちとは、ちょっと投資目的が違う気がするんですけど、そこらへんはどうなんでしょうかね。
宗太郎 :いずれにしろ、
宗太郎 :金利がつく為替という商品だから、リスクがないっていう金融商品じゃないわけですから、スワップ投資をやる人は為替リスクも考慮してやりましょうね、としかいいようがない気がします。
宗太郎 :投資という世界に関して、いつも思うのは、
宗太郎 :人は負けたときの理由を自分の能力以外のところに探しすぎな気がしますね。
宗太郎 :金利差が縮まったことや円高になったことなど、それが「急激」に起これば、それなりの反動で儲かったりあるいは損したりするのは当然なわけですから、
宗太郎 :為替をやるなら部長がいうように、流れを読むための勉強をすべきですし、
宗太郎 :あるいはだいさんのいうように、金利差がどうなるかの勉強もしたほうがいいと思いますよね。
宗太郎 :ただ、それって為替取引だけにいえることじゃないので、
宗太郎 :なんともいえないような気もしますが。
岩渕 :宗太郎さん、ありがとうございました。
岩渕 :皆さんの意見を聞いてスワップ取引について整理できました。
岩渕 :ちなみに辞書で調べますと、
岩渕 :外国為替取引で、直物(じきもの)為替の売買を行うと同時に、それと反対の売買を先物為替について同額行うこと。チェンジオーバー。→アウトライト取引
岩渕 :だそうです(笑)
岩渕 :さて、本日もありがとうございました。
岩渕 :時間になりましたので本日の投資家対談を閉会します。ありがとうございました。
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