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2008/02/26
2月5日は、スーパー・チューズデー(Super Tuesday)でした。これは米大統領選挙がある年の2月または3月
初旬の火曜日を指します。その日は多くの州で同時に予備選挙が開催され、一日で最大の代議員を獲得すること
ができる日です。スーパー・チューズデー翌日の東京は、その結果待ちといったセンチメントでした。しかし、
スーパー・チューズデーでも、民主党の候補者の決着はつきませんでした。
今年の大統領選挙では、今のところ民主党が優勢ですから、共和党の大統領候補者に注意を振り向けるのは時
間の無駄です。ヒラリー候補とオバマ候補だけ、みておけばいいんじゃないでしょうか。学術的に大統領選挙を
研究することは重要ですから、真面目に勉強(研究)する姿勢は良いと思います。
しかし、限られた時間の中で相場に臨む場合は、「捨てる姿勢」こそが正しいと信じています。無駄なエネル
ギーを使うくらいなら、寝て休息を取るほうが、次の相場に向かうには有効ですよね。現状の状況なら、共和党
に注意を向ける必要性は感じられません。共和党が勝つ可能性が出てきたら、その時点で、共和党候補者の政策
などを検討すればいいんです。
また、ドル金利が急激に引き下げられています。
こうなると、ドルや円以外の高金利通貨に資金がシフトし、ドル/円での円キャリー・トレードにおけるアン
ワインド(解消)のテンポが緩くなるのではないか?といった考えも出ています。
しかし、その答えは「No」です。確かにドル/円の値動きは緩慢ですが、現状たまたまそうなっているだけ
です。マニュピュレーション(相場の価格操縦)を行なっている「誰か」がいるとは思いますが、そんなことは
いつまでも維持できません。ドル/円の急落を忌避するための意図的な力が働いていますが、ドル/円が本格的
に急落する場合は、クロス円の値動きの比ではない状況が起こるだろうと考えます。
サブプライム問題の悪影響は、モノラインへと波及しています。45兆ドルあるCDS(クレジット・デフォル
ト・スワップ)にも波及し、「世界的金融崩壊のトリガーとなるか」といった不安が取り沙汰されているんです
。サブプライム問題に伴う損失は巨額で、1998年のLTCM(ロング・ターム・キャピタル・マネジメント)シ
ョック時よりも大きいだろうと推測しています。
ただ、これはあくまでも私の個人的なも感覚ですが、サブプライム問題以上に大きな問題がこれから噴出する
だろう、と思っています。例えば、アフガンやイラクにおける戦費など、米国の巨額の臨時支出は、サブプライ
ム問題に伴う損失よりも大きいという事実に気がつくとか・・・。
あるいは、現時点では誰も気がついていない重大問題が、これから噴出するのではないか?と考えています。
そうなると、またマーケットは大きく動くと思います。
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